8月5日の夜7時から、FMラジオで「村上RADIO」を聴きました。
さすが、村上春樹、マニアックな曲を沢山持っているんだなと、感心しました。
僕らが、手に入らないようなCDも所有してるというのは、
それだけ豊かな財力が背景にあるからなのかなと、
そんなやっかみも感じちゃいました。(笑)
僕なりに、1時間の放送をじっくり聞いて、楽しんだわけですが、
ちょっと引っかかったのが、終わりに彼が喋ったフレーズでした。
「僕は音楽を作りたい。誰にでもわかる、バカにもわかる音楽を。
そうすればみんなバカじゃなくなるから」
名前は聞きそびれましたが、有名なミュージシャンの言葉だそうです。
でも、この言葉、なんか引っかかるなあ。
だって「上から目線」丸出しの言葉だと思いませんか?
音楽的に上にあると抱いている人間が、一般庶民の僕たちを下に見下ろして
「お前達バカなヤツラにも、分かるような音楽をつくってあげるからね」と言われているような気がしました。
まさか、村上春樹自身は、同じような感覚で、小説を書いているわけじゃないとは思うんだけど。
それにしても、引っかかりました。(笑)
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