十勝の秋と、またまたマンガの話

 仕事の帰りに、いつも走っている農道から見えた風景です。

 今、十勝は収穫の真っ最中。これは、豆の収穫をしている風景です。

なんとなく靄がかかってるのは、あちこちで焚き火をしているからです。脱穀して不要になった殻を燃やしているんですね。それで、靄がかかったように見えるんです。背景の山並みは、日高山脈です。

 十勝は、今、こんな季節です。


 昨日、このブログの記事をアップしてから、あらためて「バガボンド」と「海街」を読み返してみました(笑)

 井上雄彦の「バガボンド」は、1カット1カットが、絵画です。絵そのものが芸術品と呼んでもいいくらいのレベルにある。

 吉田秋生の「海街」は、1カット1カットにドラマがある。登場人物たちのセリフや心理が存分に込められている。

 だから、二人の描く漫画の方向性は全く違うのです。

 同じなのは、二人とも時間をかけて、じっくりと創り上げているという点です。

 吉田は、4ヶ月に1話の割合で掲載しているし、井上も4号に1作品の割合でしか連載していません。

 それだけじっくり時間をかけて作品を仕上げているってことですね。

 すごいことです。