「インセプション」を再視聴

 先日、自宅でクリストファー・ノーラン監督の「インセプション」を再視聴しました。あの映画、1回観ただけでは、きちんと理解できません。大筋の話は理解できるんだけど、細部まで全てを把握するには、2,3回は繰り返し見る必要のある映画だと思うんだよね。(僕の頭では・・・笑)

 まあ、それくらい難解と言えば難解な映画なんだけど、それを理解しやすく、上手く作ってあると思う。

 だいたい、夢の中へ、第1階層、第2階層、第3階層と潜っていき、更にその下に、「虚無」と呼ばれる最下層があるなんて、すごい想像力だと思うよね。そうは、思わないかい?

 更に、映画の中では、万が一第1階層で死んでしまっても、現実の人間が深く眠っていて目が覚めないときは、永遠に「虚無」に落ちてしまうことになっている。そういった発想も、とても僕には浮かばないなあ。まあ、映画を楽しく作るために、そういった世界観を想像したといえば、それだけの話なんだけどね(笑)