1月末から2月の上旬にかけて、1週間ほど長野に出かけてきました。全国中学校スケート大会がMウェーブで開催されて、その応援をしてきたのです。
長野は、零度前後の気温が続いて、まあまあの寒さでしたが、さすがに十勝のシバれるような寒さに比べると、まるで初春のような温かさでした。(笑)
帰りは東京に一泊し、浅草のビューホテルに泊まりました。ちょうど部屋の真正面が東京スカイツリーで、素晴らしい眺めを楽しむことが出来ました。
さて、今回の旅行に、堀辰雄の「風立ちぬ」を持参していきました。大学生くらいに読んだつもりだったのですが、どうもまだ未読だったようです。
へえ、こんな話だったんだと感心しながら読みました。
この時代の作家って、けっこうフランス文学かぶれが多くて(笑)、堀辰雄の小説も、そんな雰囲気が濃密に漂っていました。
でも、描写や表現は、古典的な日本文学とは違い、現代に通じるモダンで静謐な美しさがあって、十分に堪能することができました。
コメントをお書きください